3人育児って、大変…
2人育児でも十分忙しいのに、3人目が加わったら日々の負担は想像以上だった……!!
3人育児中のこんなママ、多いのではないでしょうか?
はたまた、これから3人目を産もうかどうか悩んでいるママも、このブログを見てくださっているかもしれません。
- 3人育児の家庭はどのくらいいる?
- 3人育児の大変さ
- 3人育児で助かること
私も実際に3人の子どもを育てている親として、毎日奮闘中です。
しかし、その中で「大変」と感じることばかりではなく、子どもが増えたことで助かる面もいくつか出てきました。
以下、経験に基づく情報のみ書いていきますので、ぜひ3人育児のリアルを覗いてみてくださいね。
3人育児の家庭はどのくらいいる?
日本では、3人以上の子どもを持つ家庭の割合は年々減少していると言われています。
2022年のデータによると、子どもを3人以上育てている家庭は全体の13%程度にとどまっています。
子ども人数は、最も多いのは「1人」49.3%で全体のほぼ半数。「2人」は38.0%、「3人以上」は12.7%。経年の変化を見ると、「1人」は微減で推移しているが、「2人」「3人以上」の減少幅が大きいことが分かる。
引用元:子育て世帯、初の1000万割れ―厚労省・国民生活調査 : 子ども2人以上世帯が減少(nippon.com)
このデータを円グラフにしてみました。
全体の出生数も減少し続け、1人〜2人育児が主流となる中で、実際のところ3人育児に挑む家庭はずいぶんと少数派なんですね。
周りに3人育児の家庭が少ないと、その大変さに共感してもらうのが難しいと感じることもあるでしょう。
3人子どもがいるというだけで、このご時世すごいねと言わることも多いです。
海外にいると子だくさん家族も多いのですが…
3人育児で大変なこと
では、具体的に3人育児で大変なこととは何でしょうか?
いくつかの要素に分けてみてみましょう。
親の体力と時間の限界
3人の子どもにそれぞれのニーズに応えるのは、体力的にも精神的にも大きな負担です。
例えば、3人がそれぞれ違うタイミングでご飯を欲しがったり、寝かしつけがバラバラだったりすると、親は休む暇もありません。
特に乳幼児がいると、夜中の授乳やおむつ替えも加わり、寝不足に悩まされることが多いです。
家事の負担がすごい
洗濯物や食事の準備、掃除など、家事の量が圧倒的に増え、家にいる間はずっと家事に追われている感じがします。
休日はさらにひどいです。笑
3人とも違う好みやスケジュールなどあるため、親は常に色々なことを考えてながら調整して進める必要があります。
外出の難しさ
3人の子どもを連れて外出するのは、至難の業。
とくにまだベビーカーが必要な子や、1人で行動できない小さな子どもがいる場合、移動の安全確保や買い物中に目を離さないようにするだけでも大変です。
外出が億劫になることも少なくありません。
経済的負担
教育費、習い事、食費など、3人分の支出になることで、経済的な負担が大きくなることも大変な点の一つです。
教育にかかる費用が年々増えている現状では、将来的な出費に対する不安を感じる親も多いでしょう。
2人育児から何が大変になる?
2人育児でも十分大変なのですが、3人育児に移行すると、どんな点でもっと大変になるのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。
お世話の分散
2人育児では一人一人に向き合う時間がどうにか上手くやりくりできましたが、3人になるとその配分がさらに難しくなります。
3人中、2人以上が何か問題を抱えている時や、同時に何かを要求してくる場面など、誰から優先的に対応するべきか悩むことが増えます。
ママの手が2本しかなくて足りないと思うことが多いです。
3本目の手が欲しいです。
兄弟関係の複雑化
3人育児では、2人育児よりも兄弟間の関係が複雑になります。子ども3人で、小さな社会が出来上がる感じです。
ちょっとしたことがきっかけで2対1になったり、特定の子どもが疎外感を感じたり場面もよくあります。
これがしばしばけんかや対立の原因となり、親がその仲裁に奔走することも少なくありません。
家事の増加
2人育児でも大変な家事、3人分となるとさらに負担が増します。
食事の好みやお風呂の時間、学校や保育園の送り迎えなど、2人より3人の対応はもっと複雑です。
出費も増える
3人育児では、経済的負担がさらに増えます。
教育費や食費が3人分となり、保育園や学校、習い事、そして毎日の食費……お金がどんどん飛んでいきます。
上履きや洋服など、おさがりできなくて新品を購入する必要が出てくることも多いです。
とくに1人に何かを買うと他の2人も欲しがる「全員平等」が基本になると、なんでも3倍お金がかかって大変!
この辺はそのときの経済状況によって子どもたちに理解してもらうようにしています。
3人育児になって助かること
それでも、3人育児には助かる面やポジティブな側面もたくさんあります。
子ども同士で遊ぶようになる
3人いると、子ども同士で遊ぶ機会が増えます。
これは、親が一人で子どもの相手をしなくてもいい時間ができることを意味します。
兄弟同士の遊びの中で、創造力や協調性も育まれます。
年上の子どもが手伝うようになる
年上の子が、自然と年下の子の世話をするようになることもあります。
例えば、着替えを手伝ってくれたり、勉強を教えてくれたりすることで、親の手間が少し軽減されます。
これにより、家庭全体が一つのチームのように機能します。
家族の絆が強くなる
3人の子どもがいると、家族全員で助け合う文化が自然に生まれます。
困難な状況を乗り越えたとき、家族の絆が深まり、互いに支え合う力が強まります。
家族全員がチームとして一緒に成長する感覚を味わえるのも、3人育児ならではの醍醐味です。
まとめ
3人育児は確かに大変です。
体力的な負担や経済的なプレッシャー、兄弟関係の複雑化など、多くの課題があります。
だけどその一方で、子ども同士で遊んだり、年上の子が下の子を助けたりと、助かることも多いです。
3人育児を経験しているからこそ言えることですが、育児の苦労が報われる瞬間が3人分、たくさんあります。
時には周囲のサポートを借りながら、自分自身をケアする時間も大切にしつつ、子どもたちと共に成長していきたいですね。