3人育児は、とにかく毎日がバタバタ!
この先ずっとこんなに大変なの?
どの時期が一番大変だったのか、他のママたちの経験を知りたい。
そんなあなたの悩みにお答えします。
- 育児中で特に大変だった時期ランキング TOP3
- 年齢別の育児の大変さ
- 困難な時期を乗り越える方法 4選
私も現在、2学年差の年子3人を育てるママです。
一人目の娘が生まれてから8年半で、日々の奮闘を通して感じたことや、これまで乗り越えてきた大変な時期をありのままシェアしていきます。
3人育児で苦労しているママに、少しでもお役立ていただければ嬉しいです!
3人育児で『子育て大変だった時期ランキング』TOP3
1位:二人目が生まれた時
一人目が1歳10ヶ月の時、二人目が生まれました。
二人目誕生の喜びを感じていたのも束の間。
ママ一人でどうやって二人をケアするか全くわからず、最初の数日はギャンギャン泣く二人を両手に抱えて、この先どうやって一人で二人の世話をしていけばいいんだ?!と絶望したのをよく覚えています。
この時、姉は激し目のイヤイヤ期に突入していたのですが、それに加えて弟の誕生で「赤ちゃん返り」も始まり……
赤ちゃんのお世話をしながら、イヤイヤ期の子の機嫌を取るのは本当に大変で、トイレにこもって一人で泣いて耐える日もありました。
2位:三人目が生まれた時
3歳と1歳の子どもがいる中で三人目が誕生。
「三人目は孫のようにカワイイって言うけど本当だ!」と感動したのを覚えています。
でもすぐに夜間授乳が始まり、睡眠不足のピークが到来。
この時期は二人目の夜泣きもあって、私はまとまった時間寝られない状態に。
昼間もずっと眠くて、ソファに座ったまま気がつくと上を向いて口を開けて寝てしまうこともありました。
思えば一人目が生まれてから何年もずーっと寝不足生活。
「6時間続けて寝てみたい」といつも思っていました。
でも一つ変化したのは、「ママの手は2本、でも子どもは3人。こんなの完璧にみんなの世話するなんて無理!」と悟りを開き、適当な子育てをマスターしていきました。笑
そうなったらそうなったで、意外と大丈夫。
赤ちゃんは気がついたら一人で寝ていたり、お利口に遊んでくれていたり。
肩の力を抜いて子育てできるようになったのも、三人目が生まれてからのように思います。
三人目が赤ちゃんじゃなくなった後も、夜寝る時はママの左手に一人目、右手に二人目、お腹の上に三人目。ゆっくり眠れない日は続きます。
ただ子どもたちが必死にママの面積を取り合う図は、とても愛おしいですよ。
3位:上の子が1歳2ヶ月になるまでの育休時代
一人目が生まれた後、1歳2ヶ月になるまで育休をとっていました。
初めて迎えた「まだワケのわからない生態」の赤ちゃんと、ずっと1対1で過ごす日々。
一日中、細心の注意を払ってお世話をして、合間に周りの家事を済ませていたら、あとは児童館に行くのが精一杯という状況でした。
「大人と話したい」と言う気持ちで児童館に行ったのは正解で、初めてのママ友ができ、救われることもありました。
育休中は、職場から置いていかれている感覚が常にあり、焦りを感じていたのも事実。1歳になる頃には早く保育園に預けて職場復帰したいと言う気持ちが強まりました。
3位まで振り返ってみてみると、子どもが一人生まれるたびに、育児の大変さは変わったことに気づきます。
子どもが増えることによって新たな挑戦が現れますが、乗り越えたあかつきには、母として成長できているということも言えますね。
年齢別大変なこと
新生児期(生後0ヶ月〜1ヶ月)
- 授乳やオムツ替えの頻度
新生児は2〜3時間ごとに授乳が必要で、夜間も頻繁に起きるため、ママの睡眠不足が続くことがあります。
1日に何度もおむつを替える必要があり、特に最初の数ヶ月はその回数が多いです。 - ひたすら抱っこ
新生児は抱っこを好むことが多く、新生児の赤ちゃんは軽いといえども、一日抱っこしているママの腕や肩はバキバキに。
ゆらゆら揺れる抱っこがお好みの赤ちゃんをお世話していると、抱っこしていない時もママ一人でゆらゆらしてしまうクセがつきました。笑 - 情緒的な負担
初めての育児では不安やストレスを感じることが多く、特に赤ちゃんが泣いている理由がわからないと戸惑うことも。
産後のホルモンバランスの変化もありママは情緒不安定になりがちです。
乳児期、離乳食期(1ヶ月〜1歳)
- 母乳やミルクのお世話
引き続き母乳またはミルクが主な栄養源。
新生児期よりは授乳間隔は開いていきますが、まだまだ頻繁に授乳が必要です。 - 離乳食の開始(生後5~6ヶ月頃)
赤ちゃんの発達に応じて、離乳食を少しずつ始めます。
この時期は、すりつぶしたり、柔らかくした食べ物を与えるので、その準備にとても手間がかかります。 - 離乳食の進行(生後6ヶ月~1歳)
食べることに慣れさせるため、赤ちゃんの様子を見ながら、徐々に食材の種類や食感を増やし、食事を広げていきます。
なかなか食べてくれなくて苦戦する時も。
毎日栄養も考えながら、大人の食事とは別に3食用意するのは大変です。
離乳食大変でお困りのママはこちらもご参考に!
幼児期(1歳〜6歳)
- イヤイヤ期の対処
自我が芽生え始める時期で、子どもが「イヤ!」と言って反抗することが多く、親としての忍耐が求められます。
「魔の2歳、悪魔の3歳、天使の4歳」って言いますが、子どもによって個人差も大きいところです。 - コミュニケーションの難しさ
言葉がまだ十分でないため、思いや気持ちを理解するのが難しく、感情のもつれが生じやすいです。
一度ゴキゲンを損ねると、持ち直すまでが大変。 - 安全管理
活発に動き回るため、怪我のリスクが増えます。
外で遊ぶ際はとくに目が離せず、常に注意が必要です。 - トイレトレーニング
トイレトレーニングは根気勝負。
成功するまで何度も失敗を重ねることが多いです。
これまでに何度、おもらしパンツやシーツを洗ったことか……。
小学生(6歳〜12歳)
- 宿題や学業のサポート
宿題のチェックや学習のサポートが必要で、特に苦手科目や新しい内容に対するフォローが求められます。 - 友人関係のトラブル
小学生になると、友達との関係が複雑になることが出てきます。
いじめや仲間外れなど、頭の痛い問題を対処をしなければならないこともあります。 - 学校行事の参加
運動会や学芸会、保護者会など、学校行事への参加や準備が増え、時間や体力が必要になります。 - 部活動や習い事の送迎
部活動や習い事が始まると、送迎や練習の付き添いなどで、さらに忙しくなります。
思春期(11歳前後〜18歳前後)
- コミュニケーションの難しさ
ホルモンバランスの影響で感情が不安定になりやすい時期。
子どもが自分の感情や意見を表現するのが難しくなり、親との対話が減少することがあります。
反抗的な態度を取ることもあり、理解し合うのが難しく感じることも。 - 友人関係の影響
友人との関係が非常に重要になり、親よりも友人の意見や価値観に影響を受けやすくなります。
時には不適切な影響を受けることもあり、親としては心配になることが多いです。 - 自立心の芽生え
自分の意見や選択を尊重してほしいという気持ちが強まり、親の干渉を嫌がることが増えます。
このバランスを取るのが難しく、親と子の対立が生じやすくなります。 - 学業や進路の悩み
学校での成績や進路についてのプレッシャーが高まります。
進学や将来に対する不安を抱える子どもが多く、親としてサポートが必要ですが、どのように関わるべきか悩むことが多いです。 - 身体的変化への対応
身体的な変化に対する敏感さや自己意識が高まり、自己評価が低くなる子どももいます。外見に対するコンプレックスが生じることがあり、親としてはそのサポートが求められます。
我が家は上の子が小学3年生なので、思春期まではまだあと数年あります。
思春期を迎えるのは今から不安ですが、親子の絆を深める貴重な時期だとも思うので、前向きに乗り越えていけたらと思います。
将来、成長した我が子たちと、大好きなビールを飲める日を楽しみに乗り越えよう!笑
子育ての大変な時期を乗り越える方法 4選
育児の大変さは子どもの成長とともに変化していきますが、いつでも少しの工夫で育児の大変さを軽減することができます。
ここでは、育児を乗り越えるための具体的な方法を4つご紹介します。
サポートを求める
周囲の人に頼ることをためらわないというのは、特に育児中は大切な心構えです。
自分一人で抱え込むのではなく、家族や友人、保育園のスタッフ、地域のサポートグループなどなど…周りの人に手を差し伸べてもらいましょう。
たとえば、週に一度でも、親しい友人や預かり保育などで子どもを見てもらうことで、ちょっとした休息時間を得たり、実家の親に協力してもらって家事を手伝ってもらったりするのも良い方法です。
周りにサポートをお願いすることで、自分自身が精神的に楽になり、育児へのストレスも軽減されます。
周りに頼れる方がいない場合や、外注化したい場合は家事代行が強力なお助けツールになります。
時間の管理
スケジュールを立てて効率的に動くことは、忙しいママにとって不可欠なスキルです。
毎週、家族の予定や自分のタスクをカレンダーアプリなどにまとめて、何をいつやるのかを明確にしましょう。
週末に作り置きの食事を準備しておくことで、平日のバタバタしやすい夕食作りの負担を減らすこともできます。
また、日々のルーチンを設定することで、子どもたちが何を期待できるかを理解しやすくなり、安心感を与えることもできます。
以下の記事は働くママだけでなく、3人育児中のママにも役立つ記事になっています。
自分の時間を作る
自分だけのリラックスタイムを設けることは、心の健康にとって非常に重要です。
たとえ15分でも、朝のコーヒーを飲む時間や、夜寝る前の読書タイムを確保するだけで、リフレッシュできます。
お風呂にゆっくり浸かる時間や、好きな趣味に没頭する時間を作ることでも、育児に対するエネルギーを充電できますよ。
この小さな時間を大切にすることで、心の余裕が生まれ、育児に対するポジティブな気持ちが増すでしょう。
こちらも3人育児中のママに有益な記事です。
コミュニティを活用
他のママたちとの交流は、育児の大変さを軽減する大きな助けになります。
ママ友との情報共有や支え合いは、孤独感を和らげ、共感できる体験を分かち合う良い機会です。
たとえば前述のとおり児童館に行き、育児に関する悩みを語り合ったり、子ども同士で遊ばせながらお互いの育児方法を学び合うことができます。
また、地域の子育てサークルやオンラインフォーラムに参加することで、新たな友達を作ったり、役立つ情報を得たりすることができるので、ぜひ積極的に活用してみましょう。
まとめ
育児は大変ですが、その大変さは子どもが成長するにつれて変化します。
また3人育児では、子どもが増えるたびに変わっていきます。
私は2学年差の年子3人を育てる中で、すでに多くの困難を経験しましたが、上記のような方法で実際に大変な毎日を乗り越えています。
もしかしたら目の前のことだけで精一杯、状況を変える心の余裕すらないというママもいるかもしれません。
でも決して一人で抱え込まず、周りを見渡して、時にはサポートを受け入れ、自分の時間を大切にし、他のママたちとも交流することで、少しでも楽に育児をしてみてください。
すると育児だけでなく、その他のことでも「ママの人生」を楽しむ心の余裕が生まれてきます。
子育ての大変な時期は、いつかきっと通り過ぎるので、一緒に頑張りましょう!!