毎日3人育児のワンオペを頑張っているけど、どうしてもイライラして子どもにぶつけてしまう…。
あぁ、母親失格だ……。
世のワンオペママさん。そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、そんなワンオペママのイライラの原因や、対処法について解説していきます。
結論から言うと、ワンオペ育児を乗り切るために必要なのは「サポートと効率化」です。
子育ては子ども1人のお世話だけでも大変なのに、ママだけで3人も対応する場合、もっと大変でイライラするのも自然なこと。
誰かに頼ることをためらわず、家事や育児を効率的に進める工夫を取り入れることが、ママの負担を減らし心に余裕を持つためのカギです。
私は現在、海外在住の3人育児でワンオペになることも多いですが、効率化できるアイテムや時短術を活用することで日々の負担を軽くし、周りのサポートに頼ることで、精神的にも支えられてきました。
イライラの原因と対策を知ることで、3人育児を笑顔で乗り越えられるママになりましょう。
3人育児+ワンオペのイライラの原因は?
3人育児、それもワンオペとなると、日々のスケジュールは朝から晩までぎっしり詰まっています。
学校の送り迎え、食事の準備、宿題のフォロー、そしてお風呂や寝かしつけなど…。
普通に真面目に子どもと向き合っていたら、自分の時間はほぼありません。
さらに自分の仕事やエンドレスな家事もこなさなければならないため、時間的にも体力的にも限界が来やすいのです。
ワンオペ育児では、誰かに頼ることができない状況がストレスをさらに増幅させます。
たとえば、ちょっとした休憩や子どもたちを見ていてもらう時間が取れないことで、リフレッシュの機会が失われ、結果としてイライラが積もりやすくなります。
ワンオペで生じたイライラは正しく対処しておかないと、子どもに当たったり自分を責めたりと、ママのメンタルは悪循環で疲弊していきます。
具体的な数字は調査によって異なりますが、育児ストレスを感じる母親は全体の70%以上に上るとされています。
とくに複数の子どもを育てる家庭ではその割合がもっと高くなるでしょう。
ワンオペママのイライラ解消法
イライラが止まらないママは、まず自分の心と体の健康を最優先に考えることが大切です。
以下の対処法を試してみてください。
- 休息を取る
まずは短時間でも一人の時間を作り、リフレッシュしましょう。
家族や信頼できる人に頼んで子どもを見てもらうことも大切です。 - 完璧を目指さない
全てを完璧にしようとするプレッシャーがストレスの原因になることがあります。
家事や育児に対する期待を少し緩めて、無理しない範囲で取り組みましょう。
家事はしなくても命に関わりません。
いつも完璧じゃなくて全然OK!
そしてきっと綺麗なお部屋よりママの笑顔の方が家族は嬉しいはずです。
また、家事は仕事と育児に比べると、ママの手でやらなくてもいい部分。
なので、外注してしまうのもオススメです。
- 周りに助けてもらう
限界に達する前に、家族、友人、専門家にサポートをお願いしましょう。
自治体や育児支援センターのサポートも利用するのも良いです。 - 感情をアウトプット
友人に話したり、日記を書くなどして、感情を外に出すことで少しでも気持ちが軽くなることがあります。
夫や周りのママ友、自分の母親などに話を聞いてもらいます。 - 頑張った自分にご褒美をあげる
どれだけ効率化をしても、やはりワンオペ育児は負担が大きいもの。
そこで定期的に自分自身にご褒美を与えることが、ストレス対策として効果的です。
ご褒美と言っても、大げさなものではなく、小さな楽しみで十分です。
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自力で対処できるイライラと、できないイライラ
日常的なストレスからくるイライラは、多くの場合、自分で対処することが可能です。
たとえば短時間の休息や家族とのコミュニケーションを取ることで、イライラが和らぐことがあります。
しかし、これが慢性的に続き、感情のコントロールができなくなる場合は、病的な状態に進行している可能性もあります。
自力で対処できるイライラ
- 一時的である
ストレスや疲れが原因で、時間が経てば自然に和らぐことが多いです。
たとえば休息を取ったり、気分転換をすることで解消されます。 - 原因が明確
子どもの行動や家事の忙しさ、仕事の疲れなど、具体的な原因がはっきりしており、それに対して対処することでイライラが収まることがあります。 - 感情のコントロールができる
怒りを感じても、爆発する前に気持ちを落ち着かせることができたり、自分で冷静に対応できることが特徴です。 - 一時的な休息で改善する
睡眠を取ったり、短時間でも自分の時間を作ることで、気分が良くなり、イライラが解消されます。
\ 一時的なイライラを対処するヒント /
アンガーコントロールとは、自分の怒りやイライラといった感情を適切にコントロールするための方法や技術のことです。アンガーコントロールでは、以下のような方法がよく使われます。
- 冷静になる時間を持つ: 深呼吸をしたり、一度その場から離れることで感情をクールダウンさせる。
- 原因を特定する: 何に対して怒りを感じているのかを整理し、自分の感情の根本原因を理解する。
- 適切な表現をする: 感情を抑え込むのではなく、相手に冷静で建設的な方法で伝える。
- リラクゼーション技術: 瞑想やヨガなど、体と心をリラックスさせる習慣を取り入れる。
これらの技術を使うことで、日常のストレスやイライラを軽減し、冷静な判断や行動ができるようになります。
自分で対処できないイライラ
- 慢性的である
長期間にわたってイライラが続き、休んでもあまり改善しない場合、病的な状態が疑われます。
日常的に感情をコントロールできない状態が続きます。 - 原因が曖昧、もしくは複数ある
特定の原因が見つからず、常にイライラしている、あるいは何かしらの小さなことでもすぐに苛立つような場合があります。
また、複数のストレス要因が重なっていることも。 - 感情のコントロールが困難
小さなことで爆発的な怒りを感じたり、怒りを抑えることができず、周囲との関係に悪影響を与えることが頻繁にあります。 - 身体的・精神的な不調が現れる
頭痛、胃痛、不眠など、身体の症状が出ることがあります。
また、精神的にも極度の疲労感や無力感、不安感が強くなることが多いです。 - 自力でコントロールできない
どんなに休息や気分転換を試みてもイライラが収まらず、日常生活に支障が出る場合は、専門的なサポートが必要です。
もし、自分のイライラが慢性的で改善が見られない場合、医療専門家に相談することも検討してみてくださいね。
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まとめ
3人育児をワンオペでこなすことは決して簡単ではなく、多くのママがイライラや疲労感に悩んでいます。
イライラを感じることは決して異常ではなく、むしろ自然な反応です。
大切なのは、イライラをそのまま放置せず、適切な方法で対処すること。
適度に自分の時間を確保したり、周囲に頼りながら生活したりすることで、少しずつ心の余裕を取り戻せるはずです。
あなたは、もっと頑張らなくちゃ、と自分に鞭を打ってしまうかもしれません。
でもそう思う時点で、十分頑張っているはず。
あなたの存在は、子どもたちにとってかけがえのないものです。
自分自身をいたわる気持ちを持ち、イライラを上手に乗り越えて、可愛い子どもたちとの毎日を楽しんでいきましょう!