毎日忙しくて、ラン活のために何軒もお店を巡ったり、たくさんのランドセル候補を並べて比べている時間がなーい!
子どもの小学校入学は、親にとっても大きな節目の一つですね。
そして、その準備の中でもランドセル選び、通称「ラン活」は特に重要なイベントです。
しかし実際、忙しいママにとっては、早く終わらせてしまいたい頭の痛いイベントの一つ!
そこで今回は、ラン活を早く終わらせたいママに向けて、効率的にランドセルを選ぶためのポイントをご紹介します。
新生活には他にも準備が盛り沢山なので、ランドセル選びを順調に終わらせて、早めに気持ちをスッキリさせちゃいましょう!
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そもそもラン活とは?
「ラン活」とは「ランドセル活動」の略で、子どもが小学校に入学する前にランドセルを探し、購入する一連の活動を指します。
かつては夏から秋にかけてランドセルを選ぶことが一般的でしたが、近年では人気ブランドやモデルが早期に売り切れることが増え、ラン活の時期がどんどん早まっています。
多くの家庭では、入学の前年、春から夏にかけて展示会や予約販売に足を運ぶのが当たり前となってきています。
忙しいママにとって、ラン活を早めに済ませることは、あれこれ大変な入学準備を楽にする一助となります。
適切なタイミングとポイントを押さえれば、短時間で満足のいくランドセル選びが可能ですよ。
いくら急いでいても、他の商品と比較せずに購入すると後からもっと適した選択肢があったことに気づくかもしれませんので、ぜひ下の情報を参考にしてみてくださいね。
チェックすべきランドセル選びのポイント
ランドセルは6年間毎日使うものなので、子どもが快適に使い続けられることが最も重要です。
特に以下のポイントに注目しましょう。
素材ごとの違い
ランドセルの素材にはさまざまな種類があり、人気や特徴も異なります。
まず大きく分けて、『人工皮革』と『天然皮革(本革)』の2種類があり、さらに、天然皮革(本革)には、『牛革』と馬のおしりの革を使った『コードバン』という素材があります。
以下は、一般的に使用されるランドセルの素材を人気順にランキングし、それぞれの特徴を紹介します。
商品 | 概要 | 特徴 |
---|---|---|
クラリーノ (人工皮革) | 軽量で耐久性のある人工皮革で、 最も多く使用されている素材です。 | 軽量: 天然皮革よりも軽く、小学生にとって背負いやすい。 |
水や汚れに強い: 撥水性があり、雨の日でも安心。 | ||
手入れが簡単: 汚れを拭き取りやすく、メンテナンスが楽。 | ||
価格が手頃: 本革に比べて安価。 | ||
牛革 | 天然素材としての風合いと耐久性が魅力で、クラリーノに次ぐ人気があります。 | 高い耐久性: 傷に強く、長期間使用できる。 |
重厚感: 質感が高く、しっかりとした作りで丈夫。 | ||
手入れが必要: 定期的に保湿や防水スプレーを使ってケアが必要。※お手入れ不要タイプもあり | ||
価格は高め: クラリーノより高価。 | ||
コードバン (馬革) | 馬のお尻からしか原皮が採れない、非常に希少で高級な革素材を使用していて、牛革よりもさらに高価で耐久性に優れています。 | 非常に耐久性が高い: 特に摩擦や傷に強く、丈夫で長持ち。 |
高級感: しっかりとしたツヤと滑らかな表面が特徴で、見た目に高級感がある。 | ||
重さがある: 牛革よりもやや重い。 | ||
高価格: ランドセルの中でも最高級で、価格はとても高い。 | ||
タフガード (人工皮革) | クラリーノと並んで人気の高い人工皮革で、特に耐久性に優れた素材です。 | 軽量かつ耐久性が高い: 動きの激しい子どもにも適している。 |
水や汚れに強い: 撥水性があり、ケアが楽。 | ||
価格が手頃: クラリーノと同様、比較的安価。 | ||
ポリエステル素材 | 最近ではさらに軽量で、コストを抑えたランドセルに使用されていますが、耐久性の面で他の素材には劣ることがあります。 | 非常に軽量: 最も軽い素材の一つで、背負いやすさは抜群。 |
安価: 他の素材に比べてコストが低いため、予算を抑えたい家庭に向いている。 | ||
耐久性はやや劣る: 長期間使うとへたりやすいこともある。 |
素材選びのポイント
- 軽さを重視するなら
クラリーノやタフガードがおすすめ。 - 高級感や耐久性を求めるなら
牛革やコードバン。 - 価格を重視するなら:
ポリエステルやクラリーノがコストパフォーマンスに優れています。
どの素材もそれぞれに特徴があるため、子どもの好みやライフスタイル、予算に合わせて選ぶことが大切です。
クラリーノとタフガードの違い
同じ「人工皮革」の中でも、タフガードがクラリーノに比べて売れていない理由には、以下のような点が考えられます。
1. ブランド認知度
- クラリーノ: クラリーノは長年にわたり人気のある素材で、多くのランドセルブランドで使用されています。
そのため、消費者の認知度が高く、信頼性が確立されています。 - タフガード: タフガードは比較的新しい素材で、クラリーノほどのブランド認知度や歴史がないため、消費者にとって馴染みが薄い可能性があります。
2. 価格とコストパフォーマンス
- クラリーノ: コストパフォーマンスが高く、価格も比較的手ごろなため、多くの家庭にとって選びやすい素材です。
- タフガード: タフガードのランドセルはクラリーノに比べて高価格帯になることが多く、コストパフォーマンスの面でクラリーノに劣ると感じられることがあります。
3. 特徴と機能
- クラリーノ: 軽量で耐水性があり、手入れが簡単という特徴があります。
これにより、日常使いに非常に便利で、多くの家庭に適しています。 - タフガード: タフガードは耐久性や傷に対する強さを重視した素材ですが、クラリーノほどの軽量性や扱いやすさがない場合があります。
そのため、特に軽量さやメンテナンスの簡便さを重視する家庭には選ばれにくいことがあります。
デザインやカラーバリエーション
デザインやカラーは、結局のところ、子どもの好みが重要。
子どものこだわりが強いところだと思います。
最近はユニセックスなカラーも増えていて、選択肢もたくさんありますが、子どもと相談しながら楽しく選んでくださいね。
あまり派手すぎないものを選んだ方が、6年間飽きずに使える可能性が高いでしょう。
機能性と収納力
A4サイズの教科書やノートが入ることはもちろん、ポケットやサイドのファスナー付きポケットなど、整理しやすい機能が備わっているものもあります。
ランドセルの機能性と収納力には、ブランドやモデルによってさまざまな違いがあります。
主な違いを以下に示します。
機能性
- 背負い心地:
- エアーメッシュ背当て: 通気性が良く、汗をかきにくい。
- 肩ベルト調整機能: 成長に合わせて調整できる。
- クッション性: 肩や背中にかかる負担を軽減するためのクッションが内蔵されていることがある。
- 耐久性:
- 素材の違い: 高級なモデルでは、強化プラスチックや天然皮革など、耐久性のある素材が使用されている。
- 防水性: 雨の日に備えて防水加工が施されているものがある。
- 安全機能:
- 反射材: 夜間や暗い場所での視認性を高める反射材がついている。
- 衝撃吸収機能: 落下や衝撃を吸収する機能がついていることがある。
収納力
- メイン収納:
- A4フラットファイル対応: メインの収納スペースがA4サイズのフラットファイルに対応しているかどうか。
- 深さやサイズ: 教科書やノートを入れるためのスペースの深さやサイズが異なる。
- ポケットの数と配置:
- 内部ポケット: 小物や筆箱、ノートなどを整理するためのポケットが複数ある。
- 外部ポケット: 水筒や折りたたみ傘を収納できるポケットが外側に付いていることがある。
- サイドポケットやその他の収納:
- サイドポケット: 例えば、水筒や折りたたみ傘を入れるためのポケットがついている。
- 背面ポケット: 重要な書類や持ち物を収納できるポケットが背面に付いているモデルもある。
ランドセルには、これだけいろいろな違いがあるんですね。
ランドセル選びの際は、あると便利な機能や収納箇所についてもあわせてチェックしてみてください。
耐久性
ランドセルの耐久性には、すでに述べた素材による違いのほかに、以下のような違いがあります。
構造
- フレームの強度:
- 強化プラスチック: 耐衝撃性が高く、強い衝撃にも耐える。
- メタルフレーム: さらに耐久性が高いが、重くなる可能性がある。
- 縫製や仕上げ:
- 強化縫製: 縫製がしっかりしていると、長期間使用してもほつれにくい。
- 補強部分: ストラップや角部分に補強が施されているモデルは、摩耗や破損に強い。
使用環境
- 通学の頻度や条件:
- 頻繁に使用する場合: 特に耐久性が必要です。強化素材や補強が施されたモデルが適しています。
- 雨や泥にさらされる場合: 防水性や耐汚れ性が重要です。
- メンテナンス:
- 手入れがしやすいモデル: 定期的に手入れすることで、長期間良好な状態を保てる。
- 手入れがしやすいモデル: 定期的に手入れすることで、長期間良好な状態を保てる。
耐久性はランドセルの素材や構造、使用環境によって大きく異なります。
高品質なランドセルは高い耐久性を持ちますが、価格もそれに伴って高くなることが多いです。
購入前に耐久性をよく確認し、自分の子どもの通学条件に合ったモデルを選びましょう。
6年も使うので、保証付きのランドセルを選ぶと安心ですね。
購入前に保証内容の詳細を確認しておきましょう。
背負いやすさ
ランドセルの背負いやすさには、以下のような違いがあり、背負いにくいと体にも悪影響が出てきます。
背負いやすさの違い
- 背当ての設計:
- エアーメッシュ素材: 通気性が良く、汗をかきにくい。
- クッション性: 背中にしっかりフィットし、クッションが内蔵されていることで、衝撃を和らげる。
- 背中の形状: 背中に自然にフィットするように曲線が設計されているもの。
- 肩ベルトの調整:
- 幅とクッション性: 肩ベルトが広く、クッションがしっかりしていると、肩の負担が軽減されます。
- 調整機能: 肩ベルトの長さや角度を調整できる機能があり、成長に合わせて調整できること。
- 重心とバランス:
- 軽量設計: 軽いランドセルは、負担が少なくなります。
- 重心の位置: 背中に対して重心が適切に配置されていることが重要です。
- 機能的なデザイン:
- サイドポケットや背面ポケット: 必要なものがすぐに取り出せるように設計されていること。
- 開閉のしやすさ: メイン収納やポケットの開閉が簡単で、使いやすい設計になっていること。
背負いにくいとどのような影響があるか
- 体への負担:
- 肩や背中の痛み: 不適切な背負い心地や重心のバランスが悪いと、肩や背中に不快感や痛みが生じることがあります。
- 姿勢の悪化: 不安定な背負い心地は、子どもの姿勢を悪化させる可能性があります。
- 疲労感の増加:
- 通学が苦痛に: 背負いにくいランドセルは、通学時に疲れやすく、学校に行くことが苦痛に感じることがあります。
- 通学が苦痛に: 背負いにくいランドセルは、通学時に疲れやすく、学校に行くことが苦痛に感じることがあります。
- 集中力の低下:
- 学習に影響: 通学時の不快感や疲労が学習への集中力を低下させる可能性があります。
- 学習に影響: 通学時の不快感や疲労が学習への集中力を低下させる可能性があります。
- 身体的な問題:
- 成長への影響: 長期間にわたって不適切なランドセルを使うと、肩こりや背中の痛みが慢性化する可能性があります。
ランドセルの背負いやすさは、子どもの健康や学習環境に影響を与えるため、購入時には背負い心地や調整機能をしっかり確認するとよいでしょう。
安全機能
反射材や防犯ブザーを取り付けるためのフックがついているランドセルも増えています。
反射材がついていると、暗い場所での安全性が高まりますし、防犯ブザーの取り付け位置がランドセルについていれば、安心です。
我が家の長女も防犯ブザーやお守り、家の鍵などをフックに取りつけていました。
だんだんと真新しいランドセルにも愛着が湧いてきますね。
新生活にあわせて準備したい、防犯ブザー&GPS端末の紹介記事はこちら
忙しいママでも早くラン活を終わらせるヒント
ラン活を効率的に、早く終わらせるためのヒントをいくつか紹介します。
試着サービスや店舗訪問の効率化
実物を試着できるサービスを提供している店舗や展示会に参加するのは、効率的な選択肢です。
忙しいママは、オンラインで事前予約をしてから試着や相談に訪れると、時間を無駄にせずに済みます。
実際に我が家はその方法で、お店に着いて1分でランドセルが決まりました。笑
お店や展示会でランドセルをチェックし、気に入ったものはその場で注文できるため、店舗での長時間の滞在を避けることができます。
オンラインショッピングの活用
お店に直接行く時間がなければ、インターネットでのランドセル購入が忙しいママの時間を節約する大きな助けになります。
公式サイトや大手通販サイトを活用し、複数のブランドやモデルを一度に比較しながら、子どもと一緒に自宅で選ぶことができます。
また実店舗に比べて、オンラインストアではより多くのブランドやモデルが取り揃えられていることが多いです。
ただし、サイズ感や実際の手触りが確認できないため、信頼できるストアで購入し、返品・交換ポリシーを確認しておくと良いでしょう。
口コミやレビューを参考にする
実際に使用しているママたちの意見は、ランドセル選びにとって非常に有用です。
とくに前述したような、耐久性や使い心地、背負いやすさについてのフィードバックを確認し、候補を絞る上での参考にしましょう。
人気ブランドのおすすめランドセル
忙しいママでも選びやすい、人気のブランドランドセルの売れ筋アイテムをいくつかご紹介します。
セイバン(天使のはね)
CMでもお馴染みの大手ランドセルメーカーです。
肩ベルトの内側に「天使のはね」と呼ばれる特殊な樹脂パーツが内蔵されていて、このパーツが肩ベルトを自然に上方向に立ち上がらせ、肩にフィットさせる仕組みになっています。
ランドセルがしっかり背中に密着し、重さを均等に分散してくれます。
フィットちゃん(ハシモト)
肩ベルトを25°立ち上げることによって、ランドセルとお子様の背中の接触面積を増やすという「フィットちゃん背カン」が特徴です。
また「楽ッション肩ベルト」は、肩への負担を軽減してくれます。
ふわりぃ(協和)
傷や水に強いクラリーノ製品を中心に扱うメーカーで、軽くて丈夫なのが特徴です。
教材や荷物が増えても、大容量&軽量化で楽に通学ができるというのがおすすめポイントです。
\アウトレットがおトクで狙い目/
土屋鞄製造所
土屋鞄は、上の3つのブランドとは異なり、いわゆる「工房系ランドセル」と呼ばれる、専門の職人さんがひとつひとつ丁寧に手作業で作られているランドセルのブランドです。上質なランドセルは、300以上の工程をすべて手作業によって作り上げられています。
背負いやすさ・使いやすさ · 丈夫さへのこだわり · 洗練されたシンプルなデザインなど、おすすめポイントがたくさん。
しっかりした良いものを子どもに持たせてあげたいというママにはおすすめです。
水に強い素材のため、革の素材でも特別な防水ケアが不要なのもうれしいポイントです。
\ 土屋鞄の主力の製品情報へ /
\ 洗練された上品なカラー全20種類 /
それぞれのブランドには独自の特徴があるので、子どもの好みや求めるポイントに応じて選んでみてくださいね♪
ラン活をスムーズに進めるためのタイミングと注意点
ランドセルは早めに購入するのがポイント。
人気ブランドはすぐに売り切れてしまうことがあるため、以下の点を押さえましょう。
購入のタイミング
早めのリサーチ:
ランドセル選びは、入学の1年前から始めると余裕を持って選ぶことができます。
昨今は年中から情報収集を始めるママもいるようです。
人気モデルやカラーは早期に売り切れることがあるため、早めにリサーチを始めると良いでしょう。
購入時期:
春から秋にかけて: 多くのランドセルは春頃から販売が開始されます。
この時期に新作や人気モデルが登場するため、選択肢が豊富です。
ランドセルの購入時期として最も多いのは5月というデータもあります。
5月以降はだんだんと購入数が減少しますが、10月頃までは購入が続く傾向があります。
クリスマスセールや年末年始のセール:
年末年始: クリスマスや年末年始にセールが行われることがあります。
このタイミングで購入すると、割引や特典を利用できることがあります。
ランドセルは年長さんの4月頃に購入すると選択肢が多く、人気のモデルも手に入りやすいようです。
だけど実際にランドセルを使うのは1年後なので、子どもが直前になって「こんなランドセルもう嫌だ!」と言われないようにしたいですね……
流行に左右されない選び方
一時的な流行や目立つデザインに惹かれがちですが、子どもが6年間使うことを考えて、飽きのこないシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。
まとめ
ラン活は忙しいママにとって大変な作業に思えるかもしれませんが、以上のようなポイントを押さえれば効率的に進めることができます。
子どもの成長や安全性、デザインや機能性を考慮して、オンラインショッピングや口コミも活用しながら、効率よくランドセルを選んでくださいね。
ランドセル選びは子どもにとっても特別な思い出となるもの。
ワーママや忙しいママでも、楽しくスムーズにラン活を終わらせることができますように!
そして、ランドセル選びが一段落したら、あとは新学期を迎えるのが楽しみですね。
納得して選んだお気に入りのランドセルとともに、元気に小学校生活がスタートすることを願っています♪