ワーママが転職を考える3つの理由と転職時のチェックポイント

ワーママが転職を考える3つの理由と転職時のチェックポイント

子どもとの時間も大切にしたいし、家のことにも手が回らなくて、今の仕事を続けるのがしんどくなってきた…

他のワーママはどんな理由で転職を考えているのかなぁ?

こんな疑問にお答えします!


私は新卒で大手通信キャリアに入社し、飛び込み営業から始まりその後もずっと法人営業の仕事に打ち込んでいました。しかし、育児と仕事の両立に悩み、一度は転職を決意し、実際に転職活動も経験しました。

そんな私がこれまでの経験をもとに、「ワーママが転職を考える理由」や「転職時のチェックポイント」を、リアルな体験談を交えてお届けします。

目次

ワーママが転職を考える主な3つの理由

悩むワーママ

理由① ワークライフバランスの悩み

私が転職を考え始めた一番の理由は、ワークライフバランスの問題でした。1度目の夫の海外赴任の帯同から帰国した当時、休職明けにフルタイムで復帰したものの、終わらない業務と子どもの急な発熱などに毎日振り回されていました。

たとえば、ある日「お昼にお迎えが必要」と保育園から連絡が入ったとき、急ぎの案件を抱えた私は「どうして今なの!?」と泣きたくなったことを覚えています。それでも周囲に迷惑をかけないよう、夜中にリモートで仕事を片付ける日々。こうした無理が続き、体も心も限界でした。

みゃーこ

「柔軟な働き方ができない職場」では、急な子どもの用事に対応できないし、「帰れる空気じゃない職場」では、毎日がストレスになってしまいますね…。

理由② キャリアと成長への不安

1人目の子どもが生まれてから時短勤務に切り替えたものの、会社の評価基準が「フルタイム勤務」が前提だったため、昇進や評価のチャンスが大幅に減りました。「やりがいを感じていたはずの仕事なのに、このまま停滞するのかな」という思いが、次第に転職への意欲を高めました。

また、育児と家事で忙しい毎日に、勉強やスキルアップの時間を確保するのはほぼ不可能。「このままでは市場価値が落ちる」という不安が募り、転職を決意しました。

理由③ メンタル面の負担

育児中のママに対する周囲の目も、転職を考えた理由の一つです。

「ママだから仕方ないよね」と職場で決めつけられた経験は、心に重くのしかかりました。「自分の能力が評価されていない」という感覚が、次第に自己肯定感を下げていきます。

さらに、仕事と育児の両立ができていない自分を責め、心のバランスを崩しかけたこともありました。

給与面での不満は転職理由にないの?

「転職理由」で挙げられる項目として「給与面での不満」もありますが、私が上に挙げていない理由は、私自身が転職を決意したとき、給与よりも働き方や職場環境を重視したからです。

しかし、給与面の不満は、多くのワーママにとって重要な転職理由の一つとなりえます。特に育児や教育にかかる費用が増えるにつれ、家計に占める「収入」の比重は無視できません。

みゃーこ

もし、ワーママが給与面を交渉する際には、転職にあたり「働き方の柔軟性」と「給与」のどちらを優先するかを明確にしておきましょう。

給与アップを希望する場合でも、柔軟な働き方や育児支援制度が削られてしまうなら、それが自分にとって本当に良い選択なのか、慎重に判断したほうがよいです。

転職活動で転職理由をどう伝えるべき?

転職活動で面接官に「転職理由」を聞かれるのは避けられないでしょう。ワーママとして、どう伝えれば自分の希望や状況を正直に話しつつ、前向きな印象を与えられるのでしょうか?

具体的には、以下のような方法が有効です。

ネガティブな理由は前向きな表現に置き換える

私が面接で一番気を付けたのは、「ネガティブな理由」をそのまま伝えないことです。言い訳のような印象を与えてしまうからです。
たとえば、次のような表現の工夫が役立ちました。

ネガティブな理由前向きな伝え方
残業が多く、育児と両立できなかった。家庭と仕事の両立をより良い形で実現できる環境を目指しています。
時短勤務だと昇進のチャンスが少なかった。これまでの経験を活かしながら、新たな環境でキャリアの可能性を広げたいと考えています。
職場の理解が足りず、働きづらかった。育児と仕事の両立に理解があり、柔軟性の高い環境でさらに貢献したいと考えています。

企業のニーズと自分の希望をすり合わせる

転職理由を伝える際には、相手企業のニーズを意識して話すことも重要です。たとえば、「新しいスキルを学びたい」という理由を述べる場合、「御社の〇〇な環境で成長できることを期待しています」と具体的に述べることで、前向きで良い印象を与えられます。

私の実体験:転職理由をどう伝えたか

私の転職活動では、「働き方の柔軟性を重視したい」という理由を面接で伝えました。具体的には、以下のように話しました:

「育児と仕事を両立する中で、柔軟な働き方の重要性を実感しました。ただ、現在の職場では業務量が非常に多く、さらに家庭を持つ社員への配慮が十分ではないと感じる場面がありました。御社では〇〇な制度が整っていることを拝見し、自分のスキルを活かしながら長く働ける環境だと感じています。」

このように「自分の希望」を伝えると同時に、相手企業を褒めるようなスタイルが効果的です。

みゃーこ

転職理由はとにかく「ポジティブ」に伝えることで好印象を与えましょう!

転職を成功させるための3つのチェックポイント

笑顔のワーママ

ポイント① 働き方の柔軟性を見極める

私が最も重視したのは、働き方の柔軟性です。2度目の転職活動では「リモートワーク」「フレックス制度」を条件に入れて求人を探しました。その結果、出勤時間に融通が利く職場に転職し、保育園の送り迎えも安心してできるようになりました。

チェックすべき項目
  • 在宅勤務制度の有無
    自宅で仕事ができると、体調不良時も助かります。

  • フレックスタイム制度の有無
    朝の送り迎えが格段に楽になります。

  • 急な休みに対応できる環境
    上司やチームの理解が重要。

ポイント② サポート体制が整っているか

転職後、私が感動したのは、職場のサポート体制の手厚さです。同僚にワーママが多い環境では、子どもの行事や急な欠勤に対しても理解が深く、むしろ「お互い様」の空気がありました。

チェックすべき項目
  • 先輩ワーママの存在
    同じ立場の人がいると相談しやすい。

  • 育児支援プログラム
    時短勤務だけでなく、キャリア形成を支援する制度があるか。

  • 休暇制度
    育休後の復帰プランが柔軟かどうかもチェック。

ポイント③ メンタルケアの重要性

ワーママにとっては、メンタルケアも見逃せません。私は転職活動中に、メンタル面でのサポートが整っている企業を優先的に探しました。たとえば、面接で「カウンセリング制度」や「定期的な上司との面談」があるかを質問しました。

こうした仕組みが整っている職場では、働きながらも心の余裕を保つことができます。

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まとめ

ワーママが転職を考えるのは、「逃げ」ではなく「選択」です。私自身、転職を通じて「育児」と「仕事」のバランスを見直し、家族と過ごす時間を大切にしながら、働きがいを取り戻すことができました。

これを読んでいるあなたも、もっと自分らしく働ける環境に出会えるはずです。この記事が、そんな新しい一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです!

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