ワーママにとって、自分の時間を持つことは至難の業。
毎日、仕事と家事と育児に追われて、もうヘトヘト…
そんなふうに感じていませんか?
忙しさに押しつぶされそうな日々が続く中、リフレッシュの方法を探すのも一苦労ですよね。
とくに在宅ワークだと、仕事と家庭の区別がつきにくく、常に仕事をしている感覚に陥りやすいです。
この記事では、休みなく働くワーママでも、在宅勤務中の限られたスキマ時間を最大限に活用して、心も体もリフレッシュする方法を紹介します。
私自身もフルタイムワーママとして在宅勤務メインで3人育児をしながら、常に仕事や家事に追われ、同じ悩みを抱えていた一人でした。
しかし空いた時間の使い方を少し工夫をすることで、疲れが軽くなり、毎日が楽に過ごせるようになりました。
その秘訣を、実際に試して効果があった方法とともにお伝えしていきます。
今すぐに「スキマ時間にできるリフレッシュ方法 9選」をチェックしたい方はこちらからどうぞ!
在宅勤務ワーママの1日のスケジュール
まず、ワーママの一日を振り返ってみましょう。
朝の準備、仕事、家事、育児と、分刻みのスケジュールで動いていると思います。
しかし、その中には確実に「スキマ時間」が存在しています。
このスキマ時間を「ただの待ち時間」とするか、「自分のための時間」とするかで、心身のリフレッシュ度が大きく変わるのです。
【実例】ワーママのスケジュール
以下、私のワーママ時代の在宅勤務日の1日のスケジュールです。
- 6:00 起床 & 朝の準備
- 7:00 朝食
- 8:00 子どもたちを送り出す
- 8:00 在宅勤務準備
メールチェックやオンライン会議のセットをしたら、ここでスキマ時間を捻出 - 8:30 勤務開始
オンライン朝礼から仕事スタート! - 12:00 ランチタイム
1時間休めないことも多い…
インスタントラーメンをすすりながらPC画面にかじりつくこともしばしば
余裕がある日はここで夕飯の買い物などスキマ時間 - 13:00 仕事再開
- 15:00 小休憩
余裕がある日は休憩がてら家事をしつつ、スキマ時間 - 17:00 子どもたちのお迎え
- 18:00 夕食準備
結構この時間まで仕事の電話は鳴る - 19:00 夕食タイム、家族団欒、残務処理
社畜はつらいよ - 20:30 子供たちの就寝準備
- 21:00 子供たち就寝
子どもと一緒に寝落ちすることも多々
なんとか起きていられた日は、この時間を利用して自分の時間を確保(スキマ時間) - 23:00 就寝
スキマ時間はどれくらい取れる?
スキマ時間は、夜に子どもと寝落ちしてしまった日には、30分から1時間ほど。
寝落ちしないで頑張れた日は、プラス2時間ほどという感じです。
その日の仕事量や子どもの状況によっては、確保できる時間がほとんどないこともありますが、平均して1~2時間程度のスキマ時間が取れることが多いです。
上に記載した以外にも、たとえば子どもを習い事に連れて行った時の待ち時間や、子どもがお利口に遊んでくれているちょっとの間。
これらの時間は短いですが、使い方次第で大きな違いを生む瞬間です。
忙しいワーママのリフレッシュの重要性
忙しいワーママにとって、リフレッシュはとても大切です。私自身も、仕事と育児を両立させながら、何度もその重要性を実感してきました。
元々は社畜だった私が、仕事と育児をどう乗り越えてきたのかを振り返りながら、リフレッシュの重要性についてお話しします。
① 精神的な疲れを取り除く
私は、2012年に大手通信キャリアに新卒入社してから、営業の仕事にどっぷり浸かっていて、その忙しさとプレッシャーで精神的に追い詰められることもありました。育児と仕事の両立を試みた時期、仕事のストレスと育児の疲れが重なり、思わず転職を考えることもありました。振り返ると、休息を取らずにずっと動き続けることがいかに自分を消耗させていたのかを痛感します。
その後、育児中に休職し、中東での2度の海外出産を経験しましたが、リフレッシュがない生活は続けられません。心と体が疲れきっているときは、子どもたちにも優しく接することができないし、気持ちに余裕がないと、家族にもすぐイライラしてしまいます。
② 体力のリセット
育児や家事、仕事の忙しさで体が疲れ切ってしまっていると、どうしても生活全体に影響が出ます。体力を回復させるために、リフレッシュが必要不可欠だと感じました。
ヨーロッパに住んでいる現在でも、私は子どもたちの世話をしながら、無理なく体を動かす時間を作るようにしています。週に2度、軽いジョギングをすることで体調を整え、気分もスッキリします。海外での3人の子育ては、つい無理し続けてしまうこともありますが、心身をリセットすることが、長期的には自分にも家族にも良い影響を与えると実感しています。
③ 家族への良い影響
仕事が忙しすぎて余裕がない時期、家族との時間もどうしても疎かになりがちです。私は、リフレッシュを意識的に取るようになってから、家族との時間ももっと楽しめるようになりました。
例えば、週末に子どもたちと一緒に公園に行ったり、短い休暇を取って一緒に過ごすことで、気持ちがリフレッシュでき、より幸せを感じることができます。 私が元気でいられるからこそ、子どもたちにも優しく接することができ、夫とも気持ちよく協力し合えるようになりました。
④ 仕事の効率アップ
育児と仕事を両立していると、どうしても仕事の効率が下がりがちです。しかし、リフレッシュすることで、仕事に対するモチベーションが上がり、集中力も高まります。休憩を取ることで頭をリセットし、また新たな気持ちで業務に取り組めるようになりました。
私自身、現在はヨーロッパで育児に奮闘しながらも、効率よく日々を過ごすために「休息」の時間を意識的に確保しています。忙しい日々の中でも、少しの時間でも自分の好きなことをして心をリフレッシュすることが、仕事の成果にも繋がっています。
スキマ時間にできるリフレッシュ方法 9選
次に、スキマ時間の活用方法を具体的に見ていきましょう。
スキマ時間で女性が楽しく、リフレッシュできることには、以下のようなアイデアがあります。
在宅勤務でなければできないようなリフレッシュ方法もたくさん。
短い時間でも自分をケアしたり、気分転換したりできるものばかりです。
セルフケアタイム
- ネイルケア
ちょっとした時間にマニキュアやネイルオイルを塗るだけでも、気分が上がりますよね。
私はネイルサロンに行く時間がなかなか捻出できなかったので、UVライトを自宅で当てて、自分で固められるジェルネイルのシールタイプを愛用していました。
これだと顔出しをしなくて良いオンライン会議を聞きながらでも、こっそり手早く自宅ネイルができます。
- スキンケア
顔にパックをしたり、ハンドクリームで手をマッサージするだけでリフレッシュ感を得られます。 - アロマテラピー
アロマディフューザーやエッセンシャルオイルを使って、香りでリラックスするのも良い方法です。
簡単エクササイズやストレッチ
- 深呼吸
深呼吸は、簡単ですが立派なリフレッシュ方法の一つです。
忙しい在宅勤務の合間に、数回だけでも深く呼吸することで、心身を落ち着かせ気分をリセットすることができます。 - ヨガポーズ
座ったままや立ちながらできる簡単なヨガポーズで、体をほぐすことで心もリフレッシュできます。
運動は、体を動かしつつリフレッシュできる絶好の方法です。
5分程度の軽い運動でも、血行が良くなり、頭がスッキリします。
自宅でできるオンラインレッスンや、YouTube動画を活用するのも効果的です。 - ウォーキング
ちょっと外に出て散歩することで、頭がスッキリしてリフレッシュ効果が高まります。
趣味に没頭する
- 読書
お気に入りの本や雑誌を少し読むだけで、リラックスしながら知識も増やせます。 - 編み物や手芸
ちょっとした手作業に集中することで、リフレッシュしながら達成感を味わえます。 - ガーデニング
植物の世話や水やりも、心を落ち着けてリフレッシュするのに最適です。
創作活動を楽しむ
- 大人の塗り絵
色を塗ることで集中力を高めつつ、癒し効果を得られます。 - 料理やお菓子作り
料理が好きなママなら、新しいレシピを試したり、簡単なスイーツを作ることで楽しめます。
夜、子どもが寝ている間に子どもの喜ぶものを作ったら、翌朝食べさせると喜んでくれるメリット付き。
音楽を聴く・ポッドキャストを楽しむ
- 好きな音楽を聴く
スキマ時間にお気に入りの曲を聴いてリフレッシュ。 - ポッドキャストを聴く
興味のあるテーマのポッドキャストを聴くことで、リラックスしながら新しい知識を得られます。
ほとんどのポッドキャストは無料。
たくさんの種類から、好きなコンテンツを選んで楽しむことができます。
スマホでリフレッシュ
- スマホゲームやパズル
気軽に遊べるゲームやパズルで頭をスッキリさせることができます。
お茶やコーヒーを楽しむ
- カフェタイム: 自宅でカフェ気分を味わうために、お気に入りのハーブティーやコーヒーを丁寧に入れてリラックスタイムを楽しむのもおすすめです。
お気に入りの豆を挽いたり、ネスプレッソマシンで美味しいカフェオレを入れたりして楽しみましょう。
友人や家族との短い会話
- チャットや電話
親しい友人や家族とちょっとしたメッセージや電話で会話するだけでも、気持ちがリフレッシュします。
リモートワークの合間に友人とオンラインでおしゃべりするのも、気軽なリフレッシュ方法です。
たとえ短い時間でも、心を許せる友達との会話はストレス解消につながり、次の仕事への活力が湧いてきます。
デジタルデトックス
- スマホをあえて使わない時間を作る
一時的にスマホから離れて、静かな時間を過ごすことで頭がリセットされ、リフレッシュできます。
これらの活動は、スキマ時間を活用してリフレッシュできるだけでなく、自分をいたわる良い機会にもなります。
まとめ
在宅勤務のママにとって、スキマ時間は心身のリフレッシュに欠かせない大切な時間です。
忙しい日常の中で自分の時間を持つことは難しいですが、スキマ時間を活用することで、ストレスを軽減して心身のバランスを保つことができます。
また、短い時間でも自分を大切にすることが、前向きなエネルギーを保つ鍵となります。
最初は、仕事が忙しすぎてそんなの無理!と思うかもしれません。
しかし、ちょっとずつの時間の積み重ねでも、スキマ時間を捻出することはできます。
ぜひ今日紹介したリフレッシュ方法を試して、日々の充実度を高めていきましょう。
忙しい中でも、あなたの健康と幸せを第一に考えて、日々頑張っている自分をいたわってあげてくださいね。