朝から晩まで時間に追われて、全然時間が足りなーい!!
この記事では、忙しすぎてこんな悲鳴を上げているワーママたちのお悩みに答えます。
- リアルなワーママの1日のスケジュール
- ワーママのスケジュールの特徴
- ワーママのスケジュールを効率化する方法
毎日仕事に追われ、子どもたちの世話や家事に奔走していると、あっという間に一日が終わってしまいますよね。
この記事を読むことで、実際のワーママのスケジュールを参考にしながら、あなた自身の生活スタイルに合った効率化の方法を見つけることができます。
私自身、某通信キャリアの営業として社畜ワーママだった経験があるので、ありのままの現場からの情報のみで解説していきますね。
【これがリアル】ワーママの1日のスケジュール
まずは、実際のワーママのスケジュールを見てみましょう。
私は2012年にとある企業に入社してから、ずっと辞めずに同じ会社にしがみついてきました。
その間にフルタイム勤務、時短勤務、フレックス勤務のすべてを経験したので、その3つのパターンに分けて書いてみます。
フルタイム勤務の場合
- 06:30:起床、朝食の準備
- 07:00:朝食、身支度
- 08:00:通勤
- 09:00-18:00:仕事
- 18:30:子どもの迎え、帰宅、夕食の準備
- 19:30:夕食、家族との時間
- 21:00:子どもを寝かしつけ、仕事、家事
- 23:00:就寝
フルタイム勤務のワーママ時代は朝から晩まで働き、家事や育児もこなすため、休む暇がありませんでした。
朝起きてから夜寝るまで、ソファでくつろぐことすら、なかなかできない日々…。
安定した収入とさらなるキャリアアップのためにフルタイムを続けていましたが、今思うと、正直きつかったです。
この頃の私は、まさに「仕事中毒者」。心身ともに丈夫でよかった!
時短勤務の場合
時短勤務をしていた時は、勤務時間を2時間短縮していました。
- 07:00:起床、朝食の準備
- 07:30:朝食、身支度
- 08:30:通勤
- 09:30-16:30:仕事
- 17:00:子どもの迎え、帰宅、夕食の準備
- 18:00:夕食、家族との時間、家事
- 21:00:子どもを寝かしつけ、仕事、自由時間
- 23:00:就寝
時短勤務の場合、夕方〜夜の時間に少し余裕が生まれて家事ができ、その分、夜に自分時間を取れることもありました。
ただし時短で働いた分、仕事が夜に残ることも…。
そして当然、お給料は短縮した時間分だけ減額されてしまいます。
また仕事以外の時間で家事や育児にずっと追われている感覚は、フルタイムとそこまで変わりませんでした。
なので、お給料は減っても子どもとの時間をより長く確保したいとか、夜に自分時間を楽しみたいというママには、時短勤務がオススメです。
フレックス勤務の場合
結論、私に向いていたのは、フレックス勤務でした。
通常、フレックス制度には「コアタイム」と「フレキシブルタイム」の2つの概念があります。
コアタイム
全員が必ず勤務しなければならない時間帯です。
たとえば、10時から15時の間は全社員が出社して仕事をする必要がある場合、この時間がコアタイムとなります。
フレキシブルタイム
コアタイム以外の時間帯で、従業員が自分で勤務時間を調整できる時間です。例えば、8時から10時、または15時から18時までの間で自分のスケジュールに合わせて仕事をすることができます。
フレックス制度は、すべての企業で導入されているわけではありません。
企業のポリシーや業務内容によってフレックス制度の導入状況が異なりますので、事前に就業規則や人事担当者に確認することが必要です。
私の働いていた企業では、さらに「スーパーフレックスタイム制」という制度が導入され、コアタイムすらも撤廃して、各社員が業務の状況などに応じて始業時刻・終業時刻を変更できるようになっていました。
ただし、日によって勤務時間をコロコロ変えるというのは無理。
本当はそれが理想なんですが…。
なので私の場合、勤務の総時間はフルタイムと同じくらい働きつつ、毎日の勤務開始時間と退勤時間をちょっとずつ早めていました。
それにより、収入はフルタイムと同程度に維持しながら、業務が早く終わった日は早く帰宅でき、また残業が起きても帰宅が遅くなりすぎないようにできました。
この方法は、フレックス制度がある企業にお勤めのママで、キャリア志向の強い方には、とてもオススメです。
勤務時間を自分で選べるフレックス制は、キャリア形成も家庭も妥協したくない私にとって、ただただありがたい制度でした!
ワーママのスケジュールの特徴
ここまで見てみると、ワーママのスケジュールにはいくつかの特徴があります。
- とにかく1日中、忙しい
仕事、育児、家事のバランスを取るため、時間に追われることが多い。 - タスクが多様
仕事だけでなく、育児や家事といった多岐にわたるタスクをこなす必要がある。 - 優先順位づけが大事
何が最も重要かを常に考え、優先順位をつけることが求められる。 - フレキシブルさが求められる
急なトラブルや変更にも対応できるよう、ある程度の柔軟性が必要。
このように、ワーママのスケジュールは常に「時間との闘い」です。
仕事・育児・家事を両立させるためには、「日々のタスクの効率化」が求められます。
ワーママのスケジュールを効率化する方法
では、具体的にワーママのスケジュールを効率化するための方法をご紹介していきます。
スケジュール管理
まず、とにもかくにもスケジュール管理が非常に重要です。
カレンダーアプリや手帳を使って、スケジュールを視覚化することで、何をいつまでにやるべきかが明確になります。
さらに、定期的に見直しを行い、無理なスケジュールを調整することもできます。
カレンダーアプリの活用例
- 仕事のスケジュール管理
会議や締切を登録し、リマインダーを設定して忘れないようにする。 - 家庭の予定共有
家族全員の予定を家族と共有し、子どもの学校行事や病院の予約を管理する。 - 家事の計画
週ごとの家事や料理のメニューを計画し、効率的に進める。 - 買い物リストの作成
その日に買わなければならないもののリストを作って忘れないようにする。 - 自分の時間の確保
リラックスタイムや趣味の時間を明示的にスケジュールに組み込む。 - 長期的な目標管理
旅行の計画や資格取得のための勉強スケジュールを立てて、進捗を確認する。
これらの活用法で、日々のタスクや予定を効率的に管理しましょう。
週末の活用
週末は、平日の疲れを癒すだけでなく、次週の準備をする絶好の機会です。
食材のまとめ買いや、週の家事をある程度終わらせることで、平日の負担を軽減できます。
週末にできる家事
- 掃除
家全体の掃除機掛けや拭き掃除、バスルームやキッチンの掃除。 - 洗濯
洗濯物をまとめて洗い、干す・たたむ作業。 - 買い物
食材や日用品のまとめ買い。 - 料理
週の食事を計画し、作り置きや下ごしらえを行う。 - 整理整頓
クローゼットや押し入れの整理、不要品の処分。 - メンテナンス
家電や設備のチェック・メンテナンス。お庭のお手入れなども。
週末は、家族で過ごす時間も大切にして、リフレッシュを図りたいですね。
スキマ時間の活用
スキマ時間を上手に活用することも、スケジュール効率化の鍵です。
たとえば通勤時間に仕事のメールをチェックしたり、子どもがお利口に遊んでくれている間に簡単な家事を済ませたり、ちょっとの時間もどんどん有効活用しましょう。
積み重ねることで、大きな成果を生むことができます。
また、スキマ時間を自分時間に活用することも大事!
これは私がワーママ生活の中で気づいた、ストレスを溜めこまず仕事を続けていくための重要なスキルの一つです。
便利家電の活用
最近の便利家電は、育児や家事の負担を大きく減らしてくれます。
例えば、食洗機やロボット掃除機、圧力鍋などを活用することで、家事の時間を大幅に短縮できます。
初期投資はかかりますが、長期的に見れば時間の節約になり、ママのストレスを減らすこともできます。
家事外注
もし経済的に可能であれば、家事の一部を外注することも検討してみてください。
掃除や料理を外注することで、時間を創出し、家族との大切な時間を確保することができます。
勤務スタイルの変更
現在の勤務スタイルが自分に合っていないと感じるのであれば、勤務スタイルの変更を考えるのも一つの手です。
フルタイムから時短勤務へ、あるいはフレックス勤務や、在宅ワークに切り替えるなどで、生活全体が楽になる可能性があります。
また現在の職場が育児と仕事の両立に対して理解が少ない場合、転職を検討することも一つの選択肢です。
「無理して続けるよりも、環境を変えた方が結果的に自分にも家族にも良い」というケースは少なくありません。
ワーママが転職を探すときには、ワーママを専門的に支援する以下のような転職サイトもあります。
引越し
最後に、もしも住んでいる家からの通勤時間が長い場合、引越しを検討することも選択肢の一つです。
職場に近い場所に引っ越すことで、通勤時間を短縮し、その分を家族との時間や自分のために使うことができます。
通勤時間というのは、1日で見ると大したことがなくても、ひと月で計算するととんでもない時間になります。
1日2時間往復でかかっている方は、ひと月で40時間!
その時間があれば、資格取得の勉強や、読書や音楽など好きなことに没頭する時間にも充てることができます。
ワーママが通勤時間短縮のために引越す際のポイント
- 通勤時間・交通の利便性の確認
新しい場所から職場までの通勤時間を事前に調べ、通勤手段(電車、バス、自転車など)を確認する。
駅やバス停までの距離、交通機関の本数、乗り換えの有無なども考慮するとよい。 - 周辺施設の確認
スーパーや保育園、学校、病院などの利便性も重要。
日常生活に必要な施設が近いか確認する。 - 住環境
騒音や治安、住みやすさなどもチェックし、家族が快適に過ごせる環境か考慮する。 - 価格帯
予算内で住める場所を選ぶ。
通勤時間を短縮することで、生活の質が向上することも念頭に入れて検討。 - 将来のプラン
子どもの成長や、家族の将来的な生活スタイルの変化を見越して、柔軟に対応できる家を選ぶ。
これらのポイントを考慮しながら、快適で効率的な生活を実現できる家を見つけられると、生活の質も上がります。
東京23区とその近郊で賃貸を探す方には、以下のようなサイトだとお得に引越しができます。
まとめ
この記事では、忙しいワーママの皆さんに、ワーママのスケジュールの特徴や効率化するための具体的な方法をご紹介しました。
もしかしたら、忙しすぎて、日々の行動を変える余裕もないと思うかもしれません。
でも時間に追われる毎日から少しでも解放されるためには、自分に合った方法を見つけて実践してみてくださいね。
自分のキャリアを大切にしながらも、家族との幸せな時間を築いていけるよう、日々の工夫を続けていきましょう!